歯周病や歯並びの悪さで悩んでいる方は多いのではないでしょうか。様々なデメリットがある歯周病や歯並びは、できるだけ早めに治療することが大切です。歯周病治療と矯正治療を順序良く行うことで、歯並びがキレイになるだけではなく、歯周病予防に繋げることができます。では何故歯並びを矯正すると歯周病予防になるのでしょうか。
歯周病とは
歯を支える歯茎や骨が破壊されてしまう歯周病は、大まかに分けると歯肉炎と歯周炎の2つがあります。健康な歯茎は、薄い桃色をしていて引き締まっていますが、歯周病になると赤く腫れてしまい出血することもあります。
歯周病になってしまうのは、細菌性プラークとも呼ばれる歯垢で、細菌性プラークによる細菌感染症が原因です。
歯垢は食事をした際の食べカスのことで、それが細菌へと変化していきます。また、日常生活でのストレスや喫煙も歯周病になってしまう原因になります。歯周病にならないようにするためにも、毎日しっかりと歯を磨いてケアすることが大切です。
歯周病と矯正治療の関係
歯周病治療とケア
綺麗な歯並びかを判断する上では、歯が重なっていないかどうかも重要になります。例えば、見た目は綺麗だと思っても、よく見ると歯と歯が重なっていたり、段差があったりする場合は綺麗な歯並びとはいえません。
上下の歯の噛み合わせ
歯周病になってしまった場合は、歯科医院に通ってしっかりと治療することが大切です。歯周病の予防や治療を行う際には、プラークコントロールを行いますが、この方法はプロフェッショナルケアとセルフケアの2種類があります。
セルフケアは歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを歯科医院で教えてもらうことにより、自宅でも出来る歯周病予防になります。
プロフェッショナルケアは、歯科医院で専門の歯科衛生士が定期的に行うお口の衛生管理です。セルフケアでは取ることの出来ないプラークや歯石をしっかりと取り除くことで、歯周病の治療や予防にも繋がります。また、歯周病治療の方法には、フラップ手術と呼ばれる方法と歯周組織再生療法という方法があります。
歯周病を治療してから矯正治療へ
歯周病は歯を支えている土台である歯茎の病気で、土台がしっかりしないうちに歯の矯正治療をしてもあまり意味がありません。そのため、しっかりと歯周病を治療することが重要になります。また矯正治療をし、歪んでいる歯並びを治すことによって、無駄な歯周ポケットがなくなります。歯並びが治ることで歯周病の原因となるプラークが溜まるのを防ぐことができ、歯周病予防にもなるのです。
センター北駅前にある当医院は、歯列矯正専門クリニックです。歯の健康と美しさに焦点を当てている審美歯科があり、健康的でキレイな口腔環境に整えます。インプラント矯正やホワイトニングなど丁寧なカウンセリングを行い、最適な歯列矯正を行いますので、お気軽にご利用ください。
