歯と歯のすき間に残った食べ物のカスや、歯垢(プラーク)を落とし、歯のすみずみまで清潔にできる「デンタルフロス(糸ようじ)」や「歯間ブラシ」。歯を健康に保つためのケアには欠かせません。
当記事では、デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシについて正しい使い方をご紹介します。間違った使い方をして歯ぐきや口内を傷めないように今一度チェックしてみてくださいね!
デンタルフロス(糸ようじ)とは
デンタルフロスは、別名「糸ようじ」とも呼ばれる、細い糸状のオーラルケア用品です。
フロスを使って歯を磨くことを「フロッシング」と言います。
デンタルフロスの効果的な使い方
糸巻き型(ホイール型)デンタルフロスを使用するときの手順です。
- 30〜40cmぐらいを目安に糸を引き出します
- フロスの両端を左右の中指へ巻きつけます
- 人差し指と親指を使って糸をつまみ、間隔を10〜15cmぐらいにします
- 口の中に指を入れやすいよう、口を開けます
- デンタルフロスを歯の間に引っ掛けたら、それぞれの歯の「側面」を意識しながら上下にこすります
- 歯茎の下1〜2mmのところまで入れるのがコツです
- 歯ブラシで磨きにくいと感じるところ、繊維質の食べ物が挟まってしまったところは念入りにフロッシングしましょう!
デンタルフロス使用時の注意点
デンタルフロスは歯間を磨くのにとても便利なグッズですが、力を入れてこすりすぎると歯茎から出血してしまうのでご注意を。
また、洗って再利用などはせず、一回ごとに使い捨てましょう。
「歯間ブラシ」とは
「歯間ブラシ」とは、歯と歯や、歯と歯茎の間をブラッシングする、小さなブラシ状となったオーラルケア用品です。
歯間ブラシの効果的な使い方
歯と歯の間に歯間ブラシをゆっくり挿入し、やさしく前後に動かしましょう。
前歯に使う場合は、まっすぐな状態で。奥歯に使う場合は、ブラシ部分をL字型に折り曲げると使いやすいでしょう。
また、力を入れすぎると歯がすり減ったり、歯茎を傷めることになるのでご注意を!
歯と歯茎の間の「歯周ポケット」へ歯間ブラシが深く入ってしまう場合は、歯槽膿漏となっている可能性があります。かかりつけの歯科医へ相談しましょう。
歯間ブラシ使用時の注意点
歯間ブラシのサイズは、SSSS(4S)からLまで6段階あります。
歯の間に挿入した時、違和感なく動かせるものを選びましょう。
使い捨てが原則のデンタルフロスと違い、使用後によく洗浄すれば毛先が痛むまで使えます。
歯並びが気になったら、アリビオ歯科クリニックへご相談を!
デンタルフロスや歯間ブラシを使っても、歯並びの関係で磨き残しが気になる…。
そんな方は、歯列矯正を考えてみませんか?
歯並びを整えることで日常のオーラルケアが抜本的に改善され、永久歯を大切にすることができるでしょう。
歯並びでオーラルケアに不安をもつ方は、ぜひ一度、日本矯正歯科学会の認定医・指導医・専門医がいる横浜市都筑区の「アリビオ矯正歯科」へご相談ください!